浜寺石津町の自転車屋さん サイクルパークトミーです。
こんなことやってます。
先日、発売された「トミーサドル」。
ご存知の方も多いと思いますが、あの商品は純正サドルをベースに当店で加工しているオリジナル商品です。
完成までにけっこう手間がかかる商品ですが、特殊な作業は行っていません。(シートポストは別注品ですのでこの記事を見てもマネは出来ません)
本日はそのサドルの作り方、教えちゃいます。
ひとまず純正サドルのそのままの重さを計測。
このサドルは255gです。だいたい255〜260gがサドルの平均の重さです。
ステップ①〜準備するよ編〜
まずは革を剥ぐ準備をしましょう。
革を剥ぐために座面裏側のタッカー(ホッチキスみたいなもの)をはずしていきます。
ここ最近、豆魚雷様より新品のサドルを仕入れても、息つく間もなく革を剥がしてます(笑)
なんか、モッタイナイですね・・・。
はずせましたか?
けっこう付いているので面倒ですが頑張りましょう。
マイナスドライバーでも千枚通しでも道具はなんでも構いません。
キズが入ってもお構いなしでザクザクひっぺ返して行きましょう。後でその理由がわかりますので。
ステップ②〜剥がしきるよ編〜
革を剥ぎましょう。
エイ、ヤーっとひと思いにめくってしまいましょう。
革もめくって、クッション材もめくって。
全部めくるとクッション材のカスような物が残りますが、このクッション材のカスも綺麗に取りましょう。
最後、上からカーボン調シートを貼るので綺麗に取らないとちゃんと貼れませんからね。
この作業、ちょいと面倒ですが頑張りましょう。
剥がしきった状態で再度計測。
現在、221gですので、34g減ですね。
クッション材等をはずすだけでもこれぐらいは軽くなると言うことですね。
と言った所で、今日はここまで。
次回は後編「更なる軽量化作業〜仕上げのカーボン調シート貼り」を公開です。
後編はちょこちょこ道具を必要とする場面がありますので少し作業の難易度が上がりますよ。
お楽しみに♪
※作業を始めてしまうと後戻りができなくなりますので、ご注意ください。